HHCHとは!?メリットやデメリットを分かりやすく徹底解説

2023年11月4日、お祭りイベントで、合成カンナビノイドであるHHCHを含む「大麻グミ」と呼ばれる食品を摂取した人々が体調不良を訴え、救急搬送されるという事件が発生しました。

この事件は、11月中旬にテレビで報道され、HHCHや大麻グミといった言葉が全国的に知られるようになりました。

2023年12月2日からは、HHCHが指定薬物として規制されました。

今回は、そんなHHCHについて詳しくご紹介したいと思います。

さらに、記事の後半では、安全なCBD製品で得られる穏やかなリラックス感をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

HHCHとは

HHCHは、テトラヒドロカンナビヘキソール(THCH)を水素化させて得られるカンナビノイドです。

THCHは2020年に発見された天然のカンナビノイドであり、大麻に微量に含まれています。

そのため、貴重なHHCHは大量生産に向かないため市場に出回っているHHCHは合成的に生成されたHHCHです。

THC(テトラヒドロカンナビノール)よりも強い精神活性作用を持つカンナビノイドとして需要が高まっていましたが、2023年12月2日に規制されました。

HHCHはTHCHを水素化させることで、熱や光に対して強くなり、安定性が高まった合成カンナビノイドです。

前駆体であるTHCHと同様の効果が期待されています。

しかし、比較的新しい成分のHHCHに関する十分な情報や研究データが得られていない状況です。

HHCHの安全性とは

2023年12月2日に規制された背景を考えると、安全性は担保されておりませんし国内の使用は硬く禁じられています。

HHCHの違法性は?

2023年11月22日、HHCHを「指定薬物」として指定する省令を厚生労働省が公布しました。

こちらの規制は、省令の公布の日から起算して10日を経過した日(2023年12月2日)より施行されます。

現在は、HHCHとHHCHを含む製品について、医療等の用途以外の目的での製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止されます。

HHCHの効果とは?

では、HHCHには、どんな効果が期待できるのでしょうか?

ここでは、HHCHに期待されている効果を詳しく解説したいと思います。

精神作用

HHCHはΔ9-THCよりも約10~15倍強力な精神活性を持つとされ、幸福感や軽い気分の高揚などの効果を引き起こす作用があります。

鎮静作用

HHCHは、以前の研究から鎮痛効果があるとされ、痛みを伴う疾患にも効果が期待されています。

抗炎症作用

「イブプロフェン」や「アスピリン」といった成分が抗炎症作用を持っていることはよく知られていますが、実はHHCHも同様の抗炎症作用が期待されています。

鎮痛作用

HHCHは、以前の研究から鎮痛効果があるとされ、痛みを伴う疾患にも効果が期待されています。

まとめ

ご紹介した通り、HHCHは強い精神活性作用を持つものの、現在は規制されています。