今回は２種類の有名リキッドを同時に吸うことでカンナビノイド感を最大化できるのか検証してみましょう。
巷では、単品で摂取するよりも他の製品と掛け合わせて摂取することでカンナビノイド感を最大化する「FUSION」が流行っています。
そこでこの記事ではCreams社の「FORBIDDEN FRUIT」とGelato社の「Don’t Panic」を掛け合わせてアントラージュ効果により、どんなフライトになるのか解説していきます。
名付けて「PANIC FRUIT」。
勝手にPRの名の下に自由に命名させていただきました。
この記事では、
「Creams社のFORBIDDEN FRUITとは？」
「Gelato社のDon’t Panicとは？」
「カンナビノイドリキッドを掛け合わせるとカンナビノイド感は最大化するのか！？」
「PANIC FRUIT」を徹底解析！
の順に分かりやすくお伝えできればと思います。
ついにこの時が来てしまいました。
実はまだ商品の掛け合わせは初めてで、ドキドキとワクワクに包まれています。
皆様もやってみたいけど、どこまでフライトするか不安と思ってチャレジできない方は多いんじゃないでしょうか。
そんな方々にカンナビノイド感や気をつける点を交えて分かりやすく解説していきます。
それでは見ていきましょう。
【Creams】FORBIDDEN FRUITとは？
CBG20%、CRD55%、CBC10%、オリジナルマスターテルペンを配合した製品です。
この商品は、CRDを主成分としています。
こちらの商品を詳しく知りたい方は下記の記事をまずはご覧ください！
【Gelato】Don’t Panicとは？
CBD15%、CBDA20%、CBDV5%、CBG10%、CBC10%、CBN13%、レセプターテルペンを配合した製品です。
この商品は、CBDAを主成分としています。
こちらの商品を詳しく知りたい方は下記の記事をまずはご覧ください！
カンナビノイドリキッドを掛け合わせるとカンナビノイド感は最大化するのか！？
それでは本題に入っていきましょう。
カンナビノイドリキッドを掛け合わせると本当にカンナビノイド感は最大化するのか？
これを語るには、まずは皆様に「アントラージュ効果」という現象を理解していただく必要があります。
まずはアントラージュ効果について深掘りしていきましょう。
アントラージュ効果とは
アントラージュ効果とは、カンナビスに含まれる複数の化合物が相互作用し、個々の成分だけでは得られない効果を引き出す現象を指します。
この効果は、カンナビスの主要成分であるカンナビノイド（THC、CBDなど）だけでなく、テルペンやフラボノイドなどの他の化合物も関与しています。
この現象が生まれる理由は、カンナビノイドに含まれる化合物が体内の受容体や酵素と相互作用し、それぞれの効果を増強または調節するからです。
例えば、CBDはTHCの精神活性作用を抑制することが知られており、両者の組み合わせによって副作用を減らしつつ痛みや不安の緩和効果を高めることができます。
また、テルペンはカンナビスの香り成分であり、抗炎症、抗酸化、抗菌作用などさまざまな効果を持っています。
これらのテルペンがカンナビノイドと組み合わさることで、より幅広い治療効果が期待できるとされています。
アントラージュ効果を理解することは、カンナビノイドを医療や健康目的で使用する際に重要です。
全体的なカンナビス植物から抽出された製品（フルスペクトラム製品）は、単一成分を抽出した製品（アイソレート製品）よりも効果的であると考えられているため、適切な製品選択が求められます。
アントラージュ効果の注意点
アントラージュ効果は科学的に確立された概念ではなく、個々の研究結果に基づく仮説であることを理解することが重要です。
したがって、この効果を根拠にカンナビノイド製品を選択する際には、慎重な判断が求められます。
また、カンナビノイドの成分が持つ相互作用は複雑であり、特定の成分の組み合わせがすべての人に対して同じ効果をもたらすわけではありません。
そのため、自身の体質や症状に合わせて適切な製品を選択し、使用する際には医師や専門家の助言を求めることが重要です。
さらに、カンナビノイドの使用は精神的な影響を及ぼす可能性があるため、心理的な状態や既存の疾患に注意が必要です。
特に、精神疾患の既往歴がある場合や妊娠中、授乳中の場合は使用を避けるべきです。
アントラージュ効果に関する研究はまだ発展途上であり、今後の研究成果によっては、この効果に関する理解が変化する可能性もあります。
そのため、最新の研究情報を追いかけ、常に最新の知識をもとに判断することが重要です。
【Gelato×Creams】PANIC FRUITの吸引レビューを時系列に解説
カンナビノイド界隈で好きな商品同士を交互に吸いアントラージュ効果でカンナビノイド製品を楽しむユーザーが増加しており、私もずっと試してみたいと思っていました。
皆様が自宅でLABのように製品同士を掛け合わせて楽しむのは知識の向上に繋がり、とてもいい傾向と感じる反面、予期せぬフライト（カンナビノイド感）に困惑しないようにユーザー自身が正しい知識をつける必要があります。
そこで実際に人気商品を2品、掛け合わせて筆者のアントラージュ効果の感じ方を一例として、皆様に少しでも知識を共有できればと思います。
さぁ始めよう。
まず「1パフ」を定義します。
バッテリーのパフボタンを押して、約10秒吸引後パフボタンを離し、10秒間肺に溜めて吐き出す行為を1パフと数えます。
1パフ目 9:00（Don’t Panic）
それでは一口目を吸っていきましょう。
どちらの商品でベースを作るのか悩みましたが、口コミを見ているとGelato社のDon’t Panicで下地を作り、Creams社のFORBIDDEN FRUITでお化粧してあげるのが良さそうなので、まずはDon’t Panicで下地を作ります。
それでは1パフ目いただきます。
味はラベンダーを基調とし少し甘くスパイシーな香りでお花畑の中にいるような感覚になります。
相変わらずの安心した香りです。
キック感はあまり感じず、女性でも吸いやすいように設計されています！
寝起きということもあり、まだ眠さが残っていますが、CBDリキッドとCBGリキッドでどこまでアクティブになるのか楽しみです。
まだ何も感じません。
2パフ目 09:02（Don’t Panic）
2パフ目へ。
寝起きで頭が冴えてないのが影響してるのかDon’t Panicのカンナビノイド感が増強され、まさかの睡魔に襲われ始めます。
あれ。この前吸った時よりもカンナビノイド感をキャッチしやすい。
これもカンナビノイド製品の特徴です。
自身のコンディションによって同じ商品でも感じ方が違うのです。
カンナビノイドを頭の奥で感じながら睡魔との戦いに挑みます。
筆者には必勝法があるとも睡魔は知らずに畳み掛けてきます。
どんな必勝法なのかって？
3パフ目はFORBIDDEN FRUITを吸うからです。
こちらは昨日試しアクティブになるのは既に体験済みです。
Don’t Panicで落ち着いてる体にFORBIDDEN FRUITのアクティブ感を足すとどうなるのか。
次のパフで答えが出るでしょう。
3パフ目 09:04（FORBIDDEN FRUIT）
3パフ目へ。
ここからはFORBIDDEN FRUITを吸っていきます。
マンゴーを基調としたフルーティな香りを感じながら深く吸い込み肺に溜め込みます。
Wow！
全身にクリアな感覚が追加され、カンナビノイドが身体中を包み込む感覚が手に取るように伝わります。
3パフ目を終える頃には、ヘッドハイとボディハイ両方にカンナビノイドが語りかけてきます。
両者ともに単体で摂取したことがあるので分かりますが、完全に両者の良いところをキャッチしている感じがします。
まだ本格的なアントラージュ効果は実感できていないですが、明らかにFUSIONする予兆があります。
4パフ目 09:10（FORBIDDEN FRUIT）
吸い始めから10分も経過すると、カンナビノイド製品の本来のカンナビノイド感を実感することができます。
いつもは3パフまでと決めて摂取しているのですが、今回はfusion企画です。
両者のリキッドを2回づつ摂取し、完璧なアントラージュを実現させるために4パフ目へ。
今のカンナビノイド感はTOPをフライトしており、この後どんな体験が待っているのかワクワクしながら肺に10秒ためて吐き出します。
その瞬間。
世界が変わりました。変な意味ではないです。
布団の中に居たいという気持ちから一転して、早く外に出かけたい。
そして何より感じるのが、単体で摂取する時よりもワンランク上のステージに行けた気がします。
カンナビノイド感が急激に増して重い感じになる訳ではありません。
一言で表すと質のいい落ち着き。
落ち着きはしていますが、完全アクティブモードに入っていて睡魔が消えてました。
まるで温泉に入りながら外で遊んでるような感覚です。
私の勝ちです。睡魔さようなら。
ここで吸うのをやめて時間を置いてみてみましょう。
30分後・・・ 09:40
完全に両者のカンナビノイド成分が調和し、まさに「PANIC FRUIT」。
質のいい落ち着きの上にアクティブさが加わり、最強になった気がします。
ここで不思議な発見がありました。
ヘッドハイやボディハイどちらかが優勢になると、考えていましたが意外や意外。
調和し50%、50%の感覚になりました。
もう少し時間を置いて観察してみましょう。
1時間後・・・ 10:40
この頃には完全に両者の成分が調和し、カンナビノイドを感じながらもアクティブな気持ちに満ち溢れています。
日課のトレーニングを行い様子を見ていましたが、ここで新たに大発見しました！
ヘッドとボディの割合を感覚的に変化させることができそう？
先ほどまでの割合は50%50%とお伝えしましたが、運動してみると完全アクティブモードのヘッドハイ優勢に変化しました。
いつも以上に筋トレに精が出てしまい明日の筋肉痛が怖いです、、、。
2時間後・・・ 11:40
単体で摂取した場合は、2時間もするとある程度TOPのフライトから降下していくのですが、アントラージュ全開なのか、まだまだ行くぜと言わんばかりのカンナビノイド感を感じています。
全く嫌な感じがしません。
これは両者のブランドが研究に研究を重ねた最高級のリキッドだからこそ味わえる感覚だと思います。
なんて幸せなんだろう。
お腹が空いたので、近くのラーメン屋さんへGO。
一口食べてわかるやつ。完全にマンチモードに突入です。
3時間後・・・ 12:40
さすがに3時間も経過するとカンナビノイド感は落ち着いてきました。
そして先ほど爆食いしたからなのか、とてつもない睡魔に襲われます。
抜けるにつれてボディハイが強くなっていく感覚になり、まさにハイブリッド品種のようなカンナビノイド感の移り変わりを感じています。
これはアントラージュ効果のおかげだと再認識できました。
恐らく2パフづつ摂取しているのでカンナビノイド感に偏りがなく、うまくFUSIONした結果ですね。
4時間後・・・ 13:40
ここにきて、一気にシラフに向かう感覚があります。
アントラージュ効果でカンナビノイド感を倍増してもフライトが終了する時間は、単体で吸うのと変わらないような気がします。
これは、とてもメリットなことです。
掛け合わせすることで、カンナビノイド感時間がアップしすぎると場面を選ばなくては行けなくなってしまうので、このぐらいの時間で終わるのがちょうどいいのです。
先ほどまでは眠気が強かったですが、あれはカンナビノイドによって引き起こされた感じでなく、単純にお腹いっぱい食べ過ぎてしまったようです、、、笑
恐らくこのままシラフに戻るので、時系列はここまでとしますが、感想としては最高です！
両者の良さが均等に混ざり合い、単体では味わえない質のカンナビノイド感を味わうことできます。
今回は2パフづつでしたが、割合を変えることで更に新しいカンナビノイド感を得ることも可能だと思います。
最後は若干ボディハイ優勢でフライトが終わりそうです。
【Don’t Panic×FORBIDDEN FRUIT】 PANIC FRUITを使用した評価
アントラージュレシピ
今回の経験をもとに筆者なりにオリジナルFUSIONレシピを考えてみました。
初心者の方はアントラージュは考えずに、必ず1パフから始めてください。
少ない量から試すというのは非常に重要なことです。
まとめ
カンナビノイド製品を掛け合わせてアントラージュ効果を生み出し、新しいカンナビノイド感を得るのは最近のトレンドです！
自分なりのオリジナルブレンドを見つ、使用用途に合わせて調整できるのでリキッドの掛け合わせはとてもメリットがあり新たな可能性を感じることができるので、非常におすすめです。
アクティブに動きたい時や物事に集中した時、落ち着いて気分転換したい方はFORBIDDEN FRUITを少し多めに、逆に寝る前やカンナビノイド感にブーストをかけたい時はDon’t Panicを多めに摂取することで、満足いくカンナビノイド感を得ることができる思います。
この記事は中級者〜上級者向けに制作してますので、初めての方は必ず1パフから単体の良さをまずはカンナビノイド感してみましょう。
まだ、カンナビノイド製品のfusionを経験してない方は、ぜひチャンレジしてみてください。
